サウンドノベルは、
テレビ画面に背景映像とサウンド(BGMや効果音)をともなって表示される文章を追って、読み進めていく事で進行するものである。文章を追っていく途中で選択肢が提示され、物語の展開にプレイヤーが働きかける事ができる。以前から存在する物で言えば
ゲームブックに極めて近く、“ゲームブックをコンピューターゲーム化したもの”と思って概ね間違いではないが、そこに「サウンドノベル」の名の通り、紙の本では有り得ない音や、あるいはちょっとした絵の動きといった演出が効果的に加わる事で、プレイヤーに臨場感・緊張感を与えている。シリーズの草分けである「弟切草」「かまいたちの夜」の影響から、恐怖心を煽るホラー物やサスペンス物の作品が多い。
プレイヤーの選択は、直後には影響が顕在化せず、ずっと後になっての展開を左右したり(この場合プレイヤーにはどこで分岐が決定されたのか分らない場合が少なくない)、特定の選択肢を選び続ける事により特殊なルートに入り、結末が変化したりするものもある。また、クリア回数やストーリーの進行具合によって、出現する選択肢が増えたり、あるいは変わったりするという、従来のアドベンチャーゲーム等ではあまり見られなかった特徴を持ってもいる。