ジャンル(仏:
genre)とは、
芸術表現群をある一つの側面から客観的に
分類したものをいう。分類の基準として用いられるのは
作品であることが多いが、その内実は多様である。また、「
女流文学」のように作品ではなく作者の特徴を基準としたものもある。体系として広く共有された形では存在しないため、使う人によって「
SF映画」などのジャンル名の判断基準が異なっていたり、複数のジャンル間で重複があったりすることもしばしばである。
但し、「ハリウッド映画」が名称上は単に映画の製作会社の本拠地を限定しているだけのものでありながらも、実質的には主題やスタイル上の特徴(ハッピー・エンディングであること、実験的な手法を避ける傾向にあること、娯楽性を重視すること、作品が「映画」であることを強調せずある種「自然な」感じのする映像表現を多用すること、など)を含意しているカテゴリーもあるため、特定の分類用語をとりあげてそれがジャンル名であるか否かを決めようとすると困難にぶつかる場合もある。