ロンドン郊外クロイドン生まれ。20歳の時に助監督として、映画界入り。カメラマン助手、編集の仕事を経て、1942年に監督デビュー。1940年代から1950年代にかけてライバルである
キャロル・リードと共にイギリス映画界を牽引する。初期は主に劇作家
ノエル・カワードや文豪
チャールズ・ディケンズの作品を手がけた。『アラビアのロレンス』と『戦場にかける橋』で
アカデミー監督賞を、『逢びき』で
カンヌ国際映画祭グランプリを受賞している。知名度の割には寡作ではあるが、格調ある文学的な作品を作り続け、イギリスを代表する巨匠である。1991年、コンラッド原作の『ノストロモ』の映画化を企画中に死去した。