紙は一般的には
セルロースの繊維から成るが、内部にたくさんの微細な隙間があって空気を含んでいる。セルロースは
屈折率が1.49と高く、光が空気との間で複雑に屈折を繰り返すため、全体としては白く不透明に見える。したがって、紙に透明性を付加するためには、この隙間を処理することで屈折の程度を減らせば良い。方法としてはおよそ以下の3種類に大別できる。
:硫酸などでセルロース繊維の表面をゲル化、膨潤させて隙間を減らす。硫酸紙・パーチメント紙・擬
羊皮紙。ちなみに硫酸紙はその名前から、硫酸から作られているのではと思われる事がある。しかし単に繊維を加工する際に使用されるだけで、仕上げの段階で完全に洗浄除去されるので危険性等は全く無い。