ピカソの
洗礼名は
聖人や縁者の名前を並べた長いもので、長い名前の例としてよく引き合いに出される。諸説あるが、
講談社が1981年に出版した『ピカソ全集』によると、
パブロ、ディエーゴ、ホセー、フランシスコ・デ・パウラ、ホアン・ネポムセーノ、マリーア・デ・ロス・レメディオス、クリスピーン、クリスピアーノ、デ・ラ・サンティシマ・トリニダード(Pablo, Diego, Jos?, Francisco de Paula, Juan Nepomuceno, Mar?a de los Remedios, Crispin, Cripriano, de la Sant?sima Trinidad)
[神吉敬三編 『ピカソ全集1』 講談社、1981年、他にも著書がある。]である。フルネームはこの後に、父方と母方の姓
ルイス・イ・ピカソ(Ruiz y Picasso)が続く(スペインでは一般的に父方と母方の姓を順に併記する)。画家として活動を始めたピカソは、はじめパブロ・ルイス・ピカソと名乗り、ある時期から父方の姓のルイスを省き、パブロ・ピカソと名乗るようになった。ちなみにルイスはスペインではありふれた姓だが、ピカソは珍しいものである。