日本において「封建」の語が広く用いられたのは当の封建制時代に終止符が打たれた
明治維新後の
文明開化の時期と、
第二次世界大戦の敗戦に伴う被占領後に
占領軍の指示による体制変更がなされた時期である。いずれも強力な
権力によって全
国民が
社会・
文化・
日常生活・
思考の根本的変更を指令された時期であり、旧来の
権威を排除する際や「進歩」への思考停止的な追従を求める際に「封建」「封建的」という語が用いられた。また
明治期の日本は
朝鮮や
清に対して「封建制」の放棄を強く求め、これが
内政干渉や
軍事進出、
侵略戦争の名分の一つとされた。