2007年10月、
理論社から
バクシーシ山下が出版した『ひとはみな、ハダカになる。』(ISBN 978-4652078297)が、本の読者対象として設定されている高校生未満の子どもたちに
被害を与えるとして、その「回収・絶版」を求める署名運動が起きている。
ポルノ・買春問題研究会では、子どもたちが同書を読むことで、山下の「デビュー作」として紹介されている「女犯」などの「徹底的な女性蔑視と女性への暴力を娯楽化した暴力AV」を視聴へと進んだ場合に
被害が発生しかねないとしている。また、今回の「回収・絶版」要求は、子どもに深刻な被害(権利侵害)が発生する現実的な危険が差し迫っており、「回収・絶版」以外の方法がないものとして選択されたものであるとしている。
2008年12月17日、要請運動の代表世話人が1万筆の署名を携えて、理論社を訪ねたが、「性被害者支援のプロフェッショナルの人々に対して理論社は「
ファシスト」呼ばわりをしてその要求を一蹴」したという。
ポルノ・買春問題研究会では、今回の「回収・絶版」の要求は、あくまで理論社の
自主規制を求めたもので、なんら公権力の介入を求めたものではないとしている。また、「
数の力にものをいわせて自分たちの気に入らない思想や表現を市場流通から排除することを求めるいわゆる「悪書追放」運動 」とは明確に一線を画すものであるとしている。