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「空の境界」||小説-master.com 【05/29update】

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空の境界』(からのきょうかい)は、奈須きのこによる日本の長編伝奇小説、及び、同作を原作としたドラマCD、映画作品。サブタイトルは「the Garden of sinners」。イラストは武内崇。愛称は「らっきょ」。『か「らのきょ」うかい』の「らのきょ」の部分から。

◆ 概要
事故により2年間昏睡状態であった両儀式が手に入れた直死の魔眼をめぐる物語。
1998年10月から、『空の境界式』の題でweb小説として奈須と武内の同人サークル「竹箒」のホームページ上に掲載されたのが初出である。(1-5章まで)
2001年、奈須と武内が所属していた同人サークル「TYPE-MOON」が製作した『月姫PLUS-DISC』内に1-4章を収録したところ、好評を博したため、同年12月30日コミックマーケット61において、関係者のみに公開されていた6-7章を含む全7章を同人誌として刊行した。全2巻。この同人誌版は当時奈須が愛読していた講談社ノベルスへのオマージュとして講談社ノベルスに酷似した装丁が施され、カバー下の表紙には「KINOKO NOVELS」という文字と奈須の自画像がびっしり印刷されていた。
2002年8月9日、1章のドラマCDが発売。ドラマ脚本家の大森ごはんによるオリジナルエピソードが追加されており、1章では殆ど出番のなかった鮮花や荒耶宗蓮が登場した。付属ブックレットにはニトロプラス虚淵玄との対談が収録されていた。
その後、講談社の編集者であった太田克史の目に止まり、講談社ノベルスより2004年6月8日に一般書籍(商業版)として刊行された。全2巻。同日発売された5000部限定の愛蔵版は、9,800円と高価であるも関わらず予約開始から2時間で完売
した事で話題を呼んだ。通常版・愛蔵版合わせて2007年5月現在70万部以上の売り上げを記録。商業版では細かな校正・校閲がなされており、句読点の位置や単語など同人誌版と違う箇所がある。2007年11月15日から2008年1月16日にかけて講談社文庫より文庫版が刊行された。全3巻。
2006年12月にufotableによる劇場版アニメ(全7部作)の製作が発表された。2009年1月現在第6章まで公開され、うち第5章までがDVD化されている。
2008年8月16日に奈須と武内がサークル「竹箒」として数年ぶりに同人としてコミックマーケット74に参加、その際新作『未来福音』が発売された。なお、本作の一般書籍化の予定はない。

◆ 本作のジャンル・世界観
物語全体を包む衒学的かつ耽美的な雰囲気がボーイ・ミーツ・ガールオカルトをテーマとした類似作品と一線を画しているが、新城カズマは『ライトノベル「超」入門』(ソフトバンククリエイティブ)の中で本作をライトノベルに分類している。
主人公・両儀式の持つ能力が『月姫』の主人公・遠野志貴のそれと同様である事、登場人物の一人である蒼崎橙子と『月姫』で登場する蒼崎青子が姉妹と設定されている事等から、『月姫』と共通の世界観を持つとされる。

◆ サブタイトル・あらすじ