戦後もその傾向はつづき、『改造』『日本評論』は撤退したが、戦後創刊された『
世界』や『
展望』があらたに加わり、世論形成において大きな役割を果たし、「
知識人」のみならず学生などの若者たちにも広く読まれていたが、1970年頃を境に次第に若者の総合誌離れが進んだ。また、掲載される文学作品も、時代小説などのエンターテインメント系の作品が主となり、有力な作品は
文芸雑誌に掲載されるようになったことも、衰退に拍車を掛けた。また、『
正論』『
諸君!』などのいわゆるオピニオン誌が独立して刊行されるようになったことも、総合雑誌の意味を薄める方向に働いた。