市の南部にある
南茨木駅の東側一帯に
弥生時代の大規模
環濠集落の遺跡である
東奈良遺跡がある。二重の
環濠の内部に多数の住居や
高床式倉庫など大型建物があり、外部には広大な墓域もあった。なかでも
銅鐸・
銅戈・
勾玉などの鋳型が出土した工房跡が発掘されており、ここの鋳型で生産された銅鐸が近畿一円から
四国でも発見されている。この集落が
奈良県の
唐古・鍵遺跡と並ぶ日本最大級の銅鐸工場、銅製品工場であり、
弥生時代の日本の数多くのクニの中でも、銅鐸を各地に配布できるような政治的に重要な位置を占めていたことが伺える。