音韻(おんいん)とは、もともと
日本語・
中国語などで漢字の音を構成する声、音などの総称。漢語の音声を研究する学問を
音韻学という。また近代の言語学では、意味の弁別をなす最小の音声単位であるphonemeの訳語として当てられ、phonemeを研究する学問を
音韻論と呼んでいる。この場合の音韻は
音素(おんそ)と同義であるが、各言語の歴史的な変化や体系性といった文脈で語られることが多い。中国音韻学と音韻論とはまったく別の学問である。
音は6世紀の字書、
梁の
顧野王の『
玉篇』「五音声論」に「唇音」「舌音」「歯音」「牙音」「喉音」の
五音として分類され、後に「半舌音」と「半歯音」が増やされて七音とされた。
宋代(10世紀頃)には七音をもとに頭子音を表すため代表字、
三十六字母が作られている。